〈6/6情報UP!〉第11回年次大会~島嶼コミュニティ学会創設10周年記念大会~

第11回年次大会を、6月19~20日に開催いたします。
今年度は学会創設10周年の記念大会となります。

当大会は、会場参加とZoomでのリモート参加の双方による、ハイブリッド方式で開催します。
会場でのCOVID-19対策として、ソーシャルディスタンスの確保、デスク・椅子のアルコール消毒、換気、手指用アルコールの設置等を入念に行なってまいります。
また、開催までは感染状況に応じて、諸事慎重に検討・対策を進めてまいります。
当ページにて随時、最新情報を更新してまいりますのでご覧ください。

《開催内容》 
・日 程: 2021年 6月19日(土)13:00~18:15 / 6月20日(日)10:30~17:00
・会 場: 東京都立大学秋葉原サテライトキャンパス
     (東京都千代田区外神田1-18-13秋葉原ダイビル12階〈1202室〉)
・内 容:
6月19日(土):
〈12:30~ 開場/受付〉
 13:00~ 開会(オリエンテーション・基調講演講師紹介)
 13:10~ 挨拶
 13:20~ 来賓祝辞
     日本島嶼学会会長 可知直毅
 13:30~ 基調講演「島嶼コミュニティ研究を振り返って」
     島嶼コミュニティ学会 会長 松本誠一 (東洋大学名誉教授)
 15:00~ 休憩
 15:15~ シンポジウム「島を調査すること、島にこだわること」
 17:45~ 全体討議
 18:15   閉会
  *
 18:30  学会創設10周年記念レセプション
 21:00  会場退出
※18:30から会場内で、学会創設10周年記念レセプションを開催予定ですが、COVID-19問題の動向を鑑み、開催方法の細部を慎重に検討してまいります。

■6月20日(日): 
〈10:00~ 開場/受付〉
 10:30~ 一般研究発表( ※質疑応答含み1報告30分)
 ①10:30~11:00 
  「コミュニティ再生の核として商店街再生ーソーシャルキャピタルの観点から」
  田上敦士(広島商船高等専門学校)
 ②11:00~11:30
  「東京都立広尾病院における島しょ医療研究会の歩み」
  小山 茂(東京都立広尾病院 内視鏡センター)
 ③11:30~12:00
   「竹島警備をめぐる韓国・海洋警察庁の動向‐近年生じている変化への注目‐」
  野中健一(海上保安大学校 海上警察学講座)
 12:00~ 休憩
 13:00~ シンポジウム「新型コロナウイルス感染症と島のコミュニティ」
 17:00   閉会

・資料代:500円  (*会場参加の方々には印刷資料を当日配布いたします。Zoom参加の場合は資料代不要)

後 援:公益財団法人日本離島センター、東京七島新聞社、NPO法人還住舎

・詳 細:


▶ 19日(土)15:15~18:15 
シンポジウム「島にこだわること、島を調査すること」
 島嶼コミュニティ学会は、概ね“島のコミュニティ”や“島とコミュニティ”に関心を寄せる人々の集まりですが、人間が暮らす環境は多々あるのに、なぜ島という環境にこだわるのか?コミュニティである(あった)地域社会も各地に多々あるのに、なぜ島のコミュニティなり、地域社会に目を向けるのか?そこには何か、会員の皆さん(潜在する方々を含め)を魅了して已まないものがあるからですが、それが何であるのかはこれまで本学会でも十分に問われてきませんでした。
 一方、近年、島は、災害、軍事、資源、国境、観光など、複数の視点から大きな注目を集めるようになりました。また、地域社会は、人口減少・過疎・高齢化という社会変化が急速に進む中で、維持が困難になったり、様々な仕事に就く人々が混住し、価値観や生活のペースも一様ではなく、協力して自治を築くことが難しい状況ともなったりしています。しかし、エコロジーの考え方や行動、個人主義の価値観が広まって、競争と効率本位な生活に見切りをつけて、自然と共生しつつ長閑にゆったり暮らすことを求める人々や、頻発する大災害に見舞われ、改めて近隣の助けあいの重要性に目覚め、日常的に繰り返される相補扶助に満ちたコミュニティとして地域社会を再興する試行錯誤の取り組みも各地に起きてきています。
 すると、今日、島や地域社会、コミュニティにこだわり、何某か研究することには、こうした新たな世の中の動向に応える使命と意義が内在しているように思われます。それを体現するために期待される今日的な島の調査、研究の課題を明らかにするために、4人のパネリストから見解を求め、参加者一同で議論して参りたいと思います。

パネリスト
・可知直毅(東京都立大学プレミアムカレッジ特任教授)
・鳥居享司(鹿児島大学水産学部)
・小池康仁(与那国島歴史文化交流資料館)
・柳原一徳(みずのわ出版代表)

コーディネーター
・立柳聡(福島県立医科大学)


▶ 20日(日)13:00~17:00 
シンポジウム「新型コロナウイルス感染症と島のコミュニティ」
 コロナ禍の収束が未だ見えない中で、島の現状はどのようものなのか、きちんと知りたい、それぞれの立場から、島のために何かできることはないだろうか、との思いを抱かれる方々も多くいらっしゃることと拝察いたします。
 そこで、北海道から沖縄までの五島(利尻島・隠岐島・祝島・悪石島・与那国島)の方々から、現地の状況をご報告いただき、参加者全員で現状・課題等を共有していきたいと考えます。それを踏まえて、コロナ禍を乗り越えるためのコミュニティの方向性を模索することができればと考えます。

パネリスト
・西島徹(利尻島/利尻・島ガイドセンター、利尻うみねこゲストハウス代表)
・角橋隼人(隠岐島/隠岐観光協会事務局長)
・國弘秀人(祝島/民宿・食料品店経営)
・久永美代(悪石島/悪石島へき地診療所看護師)
・小池康仁(与那国島/与那国島歴史文化交流資料館)

コーディネーター
・小山茂(東京都立広尾病院 島しょ医療研究会代表)


20210619_meeting_11

 

《一般参加・申込受付中!》※申込を締め切りました
・申込締切:6月17日(木)
・申込方法:
島嶼コミュニティ学会事務局へメールにてお申込みください。
・申込メール送信先アドレス:tachiyan(a)fmu.ac.jp ※(a)を@に変えて送信してください。
・申込メールの「件名」:
以下の要領で記載をお願いいたします。
 ① 会場にお越しくださる方: 件名 →「年会参加」
 ② リモート参加の方:    件名 →「年会参加(リモート)」
※リモート参加の皆様には、Zoomでの開催参加IDとPWを、開催2日前までに当事務局よりメールにてお知らせいたします。

 

《研究発表募集中!》※応募を締め切りました
・エントリー締切:5月7日(金)
・発表時間:30分(=発表20分、質疑応答5分、移動・セッティング5分)
・エントリー方法:タイトルと発表内容のリード(120~160字程度)、及び、「会場発表」「リモート発表」のいずれかを明記し、下記・事務局へメール送信してください。
         
・抄録原稿の提出締切:6月5日(土)
・抄録原稿の提出先:下記・事務局へメール送信してください。
・抄録のまとめ方:
 ①ファイル形式:Microsoft Word ファイル(docx)
 ②ページ設定 :A4 縦長1頁、横書き、40字×40行、余白(上下左右)25mm
   ③フォント  :和文:MS明朝、英数字:Century、サイズ:10.5pt(氏名・所属等・本文)
   ④発表題目  :ページ最上部中央に12ptのフォントサイズ、太字で記載。
 ⑤氏名と所属等:発表題目の次の行を1行あけてから、発表題目の下中央に10.5ptで  
           氏名(姓と名の間を1字あける)を記載。その右側にかっこ書きで所属等を記載。
 ⑥要旨本文  :発表者氏名より1行あけて書き始めてください。 
           図表の挿入は可能ですが、推奨できません。写真はお控えください。

・エントリー先/抄録原稿提出先:
 島嶼コミュニティ学会事務局 tachiyan(a)fmu.ac.jp ※(a)を@に変えて送信してください。