島嶼コミュニティ学会について

 日本は6.852の島を持つという。世界でも有数の島嶼国家である。しかし、ほとんどの島は無人島状態のままで、国富が放置されている感がある。有人島の多くでは若い人が島外に転出し、高齢化率が高まっている。

 島は人が住み難い所なのか。島の将来はどうなるのか。

 島嶼コミュニティ学会はささやかな人数での船出ではあるが、島を拠点とする生活の在り方(文化)を明らかにする事を目指している。

 島の生活は実際には、島外とつながる人間関係・社会関係を持ち成り立っている。その現実に即して、学会名の「コミュニティ」の語は多義的である方が良いだろう。「コミュニティ」は辞書では、同じ場所に住む人々、同じ関心を持つ人々、同業者、同国籍者、同じ民族、同じ宗教の信者、共有者、その他の意味が併記されている。同じ地域でも別々のコミュニティが併存している場合がある。

 我々はこの「コミュニティ」の語に社会学で言う社会圏や集団、共同体の概念も含んで使用したい。

 

島嶼コミュニティ学会会長 松本誠一 (東洋大学社会学部)
『島嶼コミュニティ学会会報』創刊号(2011/08/20 発行)より

ニュース

第16回 島カフェ

2018年10月13日
テーマ:「海ゴミに人の環で戦う対馬暖流の島々」
講師:清野 聡子 氏
九州大学大学院工学研究院環境社会部門 生態工学研究室 
     司会:中瀬 勝義(当会会員)

日時:2018年10月13日(土)
   14:00〜17:00(受付13:30~)
会場:東洋大学